藏本 陽
監修
藏本 陽
コンサルタント|Walton Global株式会社
ドル建て資産を持つ意義とは?通貨分散で為替リスクを減らす方法とWaltonの活用術
円安リスクに備えるドル建て資産の意義と通貨分散の考え方を解説。47年の実績を持つWaltonの北米土地開発投資ファンドで資産を守る方法とは?

「老後のために資産を守りたいけど、円だけで持っていて本当に大丈夫なのだろうか…」

そんな不安を抱えている方は、今や珍しくありません。
日本円の価値は、過去数年で急激に下落し、2022年〜2024年にかけては1ドル=150円を超える局面も続きました。
日本国内だけに資産を置いておくことが、いかにリスクを伴うことか、多くの方が身をもって感じたのではないでしょうか。

この記事では、ドル建て資産を持つ意義と、通貨分散によって為替リスクを軽減する考え方を分かりやすく解説します。
そして、北米不動産への土地開発投資を通じてドル建てで資産運用できるWalton(ウォルトン)という選択肢についても、具体的な数字とともにご紹介します。

なぜ今、通貨分散が必要なのか?円資産だけでは足りない理由

日本人の資産の多くは、依然として円建てで保有されています。
銀行預金、国内株式、国内不動産……これらはすべて「円」という一つの通貨に紐づいています。

しかし、円の価値は今後も安定しているとは限りません
日本は少子高齢化・人口減少が進む一方で、財政赤字も拡大しており、長期的な通貨の信認に対する不安は否定できません。

一方、アメリカはどうでしょうか。
米国は人口増加が続いており、国連の予測によれば2050年には3億8,000万人以上に達すると見込まれています。
経済規模・技術力・軍事力においても世界トップを維持し続けており、米ドルは依然として世界基軸通貨としての地位を保っています。

通貨分散とは、資産を複数の通貨に分けて保有することで、一つの通貨が下落した際のリスクを軽減する考え方です。
特にドル建て資産を組み込むことは、円安局面では資産価値の目減りを防ぎ、むしろ円換算での資産価値が増加するという恩恵をもたらします。

たとえば、1ドル=120円の時期に100万円分のドル建て資産を購入した場合、1ドル=150円になったタイミングでは同じ資産が円換算で125万円相当に膨らむ計算になります。
もちろん逆の局面もありますが、長期的な視点では円資産一辺倒のポートフォリオは通貨リスクに対して無防備と言えます。

ドル建て不動産投資が注目される理由:アメリカ不動産市場の底力

ドル建て不動産投資が注目される理由:アメリカ不動産市場の底力

ドル建て資産の中でも、アメリカ不動産(北米不動産)は特に注目に値します。
その理由は、米国住宅市場の構造的な強さにあります。

人口増加と旺盛な住宅需要

アメリカでは、ミレニアル世代(30〜40代)が住宅購入の主役として台頭しています。
この世代は全米で約1億3,700万人に上り、結婚・出産・マイホーム取得というライフステージにある層が今まさに住宅市場を牽引しています。

一方、住宅供給は慢性的に不足しています。
住宅調査機関ZONDAのデータによれば、用地(ロット)の供給不足指数は2017年以降ずっと「不足」状態が続いており、需給の逼迫が価格を下支えしています。

住宅価格の長期上昇トレンド

Zillowのデータによれば、米国の不動産市場の総額は2025年9月時点で約55.1兆ドル(約8,000兆円)に達し、2020年初頭から+57%も増加しています。
住宅価格は過去10年以上にわたり堅調な上昇を続けており、この背景にあるのは人口増加と構造的な供給不足です。

購入しやすい価格水準(日本との比較)

米国の年収倍率(住宅価格÷年収)はわずか4.8倍。
日本の11倍超と比べると、米国の住宅はまだ相対的に手の届きやすい水準にあります。
この「手が届きやすさ」が、住宅需要の持続的な底上げにつながっています。

こうした背景から、アメリカ不動産は長期保有に値する資産クラスとして、世界中の投資家から注目を集めています。

Walton(ウォルトン)とは:47年の実績を持つ北米土地開発投資のパイオニア

そこで登場するのが、Walton(ウォルトン)です。
1979年創業、今年で47年の歴史を誇るWaltonは、北米の「成長エリアの開発前土地(プレデベロップメント・ランド)」に特化した資産運用会社です。

Waltonのビジネスモデルはシンプルかつ独自性が高いものです。
住宅メーカーが住宅を建てる前の段階で、まだ未開発の土地を取得・保有し、住宅メーカーに売却することで利益を得るというモデルです。
これを「土地開発投資」または「ランドバンキング」と呼びます。

Waltonの主な実績(2025年時点)

  • 創業:1979年(47年以上の運用実績)
  • 運用・管理土地:約88,100エーカー超
  • 運用資産総額:約45億米ドル(約6,700億円)
  • 投資家への累計分配額:約28.1億米ドル(約4,100億円超)
  • 世界の投資家数:88,600名以上
  • 完了済みプロジェクト:318件
  • 取引実績のある米国大手住宅メーカー:全米トップ20社中13社

全米No.1住宅メーカーとの深い関係

特筆すべきは、全米最大の住宅メーカーであるD.R.ホートン(2024年度売上高368億ドル、FY2024に89,690戸を販売、S&P500構成銘柄)との強固なパートナーシップです。
2025年6月時点で、WaltonとD.R.ホートンとの取引額は上位10社だけで合計12.8億米ドル(約1,900億円)に達しています。

このような信頼性の高い住宅メーカーとの取引実績は、土地の出口戦略(イグジット)の確実性を高める重要な要素です。

米国住宅市場の最前線に立つ独自性

Waltonが手掛ける土地は、研究された成長エリアの中でも選び抜かれた物件のみです。調査した土地のうち承認されるのは5%未満という厳格な審査プロセスを経た案件だけが投資対象となります。
テキサス州・フロリダ州・ジョージア州・ノースカロライナ州など、人口流入と経済成長が著しいサンベルト地域を中心に、米国30以上の成長市場で約78,600エーカーを管理しています。

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「USマイホーム・ファンド」:個人投資家がドル建てでWaltonに参加できる具体的な手段

「USマイホーム・ファンド」:個人投資家がドル建てでWaltonに参加できる具体的な手段

Waltonへの投資を個人投資家が実践できる具体的な手段として、「US マイホーム・ファンド(GRT LAND INCOME AND GROWTH FUND)」があります。
これは、Waltonが手掛ける米国住宅開発案件を裏付け資産としたドル建て運用の不動産ファンドです。

ファンドの主な特徴

  • 運用通貨:米ドル建て(通貨分散の観点からも有効)
  • 運用期間:約6〜7年(状況により最大1年延長の可能性あり)
  • 目標分配率:年率5.5%(年2回の分配を予定 ※分配が行われる保証はありません)
  • 最終利回り目標:10%以上(達成が保証されるものではありません)
  • 最低投資額:300万円相当
  • 購入手数料:上限4.4%(税抜4.0%)

2つの収益構造(インカムとキャピタル)

このファンドには大きく2つの収益源があります。

  • インカムゲイン(約65%の運用枠):住宅メーカーへの土地融資(Builder Land Finance)から生まれる定期的な利息収入。半年ごとに年率5.5%目標の分配を予定。
  • キャピタルゲイン(約35%の運用枠):開発前土地を取得・保有し、住宅メーカーへ売却することで生まれる値上がり益。ファンド終了時の最終リターンの底上げを狙います。

ドル建て運用という「為替リスクの逆活用」

このファンドは米ドル建てで運用されます。
つまり、円安局面では円換算の資産価値が上昇するという恩恵を享受できます。
もちろん円高局面では逆の影響を受けますが、長期的な円安トレンドを視野に入れた通貨分散戦略の一環として活用することで、円資産に偏ったポートフォリオのリスクを分散する効果が期待できます。

実績プロジェクト例:カリフォルニア州「リバー・オークス」

D.R.ホートンが開発した全299区画のプロジェクト「River Oaks(リバー・オークス)」は、2020年9月に取得、2025年4月に全区画の開発が完了しました。
ファンド資産の裏付けとなっている案件の具体的なイメージをつかむことができる好例です。

為替リスクと向き合う:ドル建て資産を持つ際に知っておきたいこと

ドル建て資産を持つことは通貨分散として有効ですが、もちろんリスクがないわけではありません。
投資を検討する際には、以下の点を冷静に理解しておくことが大切です。

為替変動リスクは双方向

米ドルが円に対して上昇(円安)すれば円換算の資産価値は増加しますが、逆に円高が進めば目減りします。
短期的な為替の動きに一喜一憂せず、長期的な視点で保有することが重要です。

流動性について

USマイホーム・ファンドは運用期間中の解約制限があります。
開始後2年間は原則として解約できず、その後も半年ごとに3分の1ずつの解約受付となります。すぐに現金化したい資金での投資には向いていません
余裕資金での中長期保有を前提に検討してください。

元本・利回りの保証はない

いかなる投資商品にも元本保証はなく、目標分配率や最終利回りの達成も保証されていません。
土地の価格変動、住宅市況の変動、法規制の変更など、さまざまなリスクが存在します。
目論見書や契約締結前書面を必ず確認し、ご自身の判断で投資を行ってください。

ポートフォリオにおける位置づけ

ドル建て不動産ファンドは、円建て資産に対する分散投資の一手段として捉えるのが適切です。
資産全体のうち一定割合をドル建て資産に配分することで、円安リスクに対するヘッジ効果が期待できます。

まとめ:通貨分散は「守りの投資」ではなく「攻めの戦略」

まとめ:通貨分散は「守りの投資」ではなく「攻めの戦略」

円一辺倒の資産運用から脱し、ドル建て資産を組み込むことは、単なるリスク回避策ではなく、米国経済の成長力を自分の資産に取り込む積極的な戦略です。

Waltonは47年以上の歴史と28億ドル超の投資家への累計分配実績を持つ、北米土地開発投資の専門家集団です。
全米No.1住宅メーカーD.R.ホートンをはじめとするトップ住宅メーカーとの強固なパートナーシップ、厳格な土地選定プロセス、そして米ドル建てでの運用という構造が、通貨分散を検討する日本人投資家にとって注目に値する理由です。

「円だけで大丈夫か?」という疑問を持った今が、通貨分散を真剣に考え始める最初の一歩です。

まずはWalton公式サイトで詳細資料を確認し、自分の資産に合った投資戦略を探してみてください。

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